wimaxとフレッツ光インターネットを比較
インターネットを利用しようと思うと選択肢は多くあります。例えばUQWiMAXが提供しているwimax2+とNTTが提供しているフレッツ光、KDDIが提供しているauひかりなど。
これらは持ち運びできるモバイルルーター型と据え置き型と分類することができます。これらのメリット、デメリットは何があるのでしょうか。それぞれをまとめてみました。
どこでも使えるwimax
提供エリア内で電波が入ればwimaxはどこでも利用することができます。スマートフォンに電波を飛ばすこともできますし、タブレット端末やPSVITAやニンテンドー3DSなどのゲーム機に電波を飛ばすことができます。
引越しなどで居住地域が変わってもそのまま契約変更せずに使うということも可能です。例えば転勤で違う地域に移動になるという場合でも手続きなしで使うことができます。
持ち運び方のwimaxでも据え置き型のフレッツ光でも2年契約が通常になっています。据え置き型だと契約を変更して移転手続きを取る必要があり、もしNTT東日本から西日本エリアに移動する場合は解約になり、契約解除料金(違約金)を支払う必要があります。このようなことがないのもwimaxなどの持ち運び方の便利な点です。
もちろん電波が入らない地域に行く場合は解約して別のインターネット回線を契約する必要があります。これはフレッツ光も同様で提供エリア外(集合住宅内に設備が入っていない、近くの電柱まで光ファイバー線が来ていないなど)だと使うことができません。
しかし現在ではwimaxのアンテナとauの4G LTE回線(オプション)の2つの電波を利用することができるので、両方の電波が入らない地域というのは少なくなっています。wimaxは2012年に全国人口カバー率で90%以上、全国主要都市で99%以上を達成しています。またauの携帯電話(スマートフォン)で電波が入らないというのはあまり聞いたことがないと思います。このauの電波との2電波体制になっているのでwimaxは電波が拾いやすいインターネットと言えます。
※全国人口カバー率:市町村の役場が所在する地点における通信が可能か否か。
※全国主要都市:東京23区、政令指定都市、47都道府県の県庁所在地。
関東のwimaxエリア(参考)
出典:UQ WiMAX公式ホームページ(2015年2月)
安定した速度のフレッツ光
フレッツ光のメリットは有線接続ゆえの安定した高速インターネットです。wimaxも最高220Mbpsというスペックですが、空気中を飛ばしている分、速度が減衰するのは避けられません。有線(光ファイバー)でも多少は速度の減衰はありますが、無線タイプと比べると微々足るものです。
また気候(雨天、雪など)も関係ないので安定して高速回線を利用できるというのが大きなメリットです。またオプションサービスとして、固定電話サービス(ひかり電話)や地上波放送配信(フレッツテレビ)など多様なサービス展開している点もメリットとしてあげられます。
据え置き型インターネットは通信量制限なし
wimaxは3日で3GB以上の通信すると速度制限(700kbps程度)がかかります。これがフレッツ光だと基本ありません。ですのでyoutubeやニコニコ動画など動画サービスをしょっちゅう見るという人は光インターネットをおすすめします。
※あまりにも通信量が多い場合はフレッツでも規制される場合もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。簡単に言ってしまうと手軽に使うならwimax、自宅でしかインターネットは使わず、安定した回線が欲しいならフレッツ光などの光インターネットが良いでしょう。