wimaxとiphoneのテザリングを比較
ノートパソコンやipod touch、iPad、PSVITAなどのゲーム機でインターネット接続しようとするとwimaxなどのモバイルルーターを契約するかiPhoneやandroidなどのスマートフォンでテザリングをするという方法があります。これらは何が違うのかをまとめたので紹介します。
wimaxなら月間データ量制限なしを選択することができる
iPhoneなどのスマートフォンだとプランにもよりますが、2GB、5GB、8GBなど月のデータ送受信量が決まっています。これがwimaxだとデータ量無制限というプランを選択することができます。
2015年2月20日から始まったサービスですが、ギガ放題プランなら月のデータ量を気にすることなく、利用することができます。
月額料金は?
先述のギガ放題プランだとプロバイダーにもよりますが、4300円~4400円程度です。使い放題ではない月間7GBのプランだと3600円~3700円が主流です。
wimax ギガ放題プラン(使い放題) | wimax 通常プラン(7GB/月) |
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4300円~4400円 | 3600円~3700円 |
wimaxはコストパフォーマンスが高い
スマートフォンには使い放題プランがないので完全な比較ができませんが、5GBプランで5000円、8GBで6700円です。wimaxだとスマートフォンの5GBプランよりも安い月額料金で使い放題プランにすることができます。
wimax(ギガ放題:使い放題) | スマートフォン(5GB/月) | スマートフォン(8GB/月) |
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4300円~4400円 | 5000円 | 6700円 |
またwimaxの7GBプランでも3600円~3700円なのでスマートフォンの2GBプランとほぼ同料金で3倍以上のデータ通信量を使うことができます。
wimax(通常プラン:7GB/月) | スマートフォン(2GB/月) |
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3600円~3700円 | 3500円 |
このようにデータ通信量を考えるとさすがにインターネット専門のモバイルルーターだけあってコストパフォーマンスは抜群です。
速度比較
速度に関しては端末によるのですが、wimax2+の最新端末で220Mbps、旧端末で110Mbosです。スマートフォンは150Mbpsが一般的です。あくまで最大なので電波状況や環境によって変わってきますが、スペックとしてはwimaxの方が高くなっています。また近い将来最大440Mbpsまで引き上げる予定もあります。
wimaxは速度制限が完全になしか?
ギガ放題プランの場合、一ヶ月間でのデータ送受信量は完全に制限なしですが、短期間での利用、3日間で大量に使うと制限がかかります。具体的には3日間で3GBを超えて利用すると速度制限がかかります。この時は約700kbpsという速度に落ちます。
速度制限されても実は速い
wimaxは速度制限されると約700kbpsに落ちると言いましたが実はこれは他社と比べるとかなり速いです。まあ速いというよりは遅くないという言い方が適切です。NTT docomoやau、softbank、Y!mobileで速度制限されると128kbpsと言う速度まで落ちます。携帯電話キャリアに比べると速度の落ちが緩めです。
携帯電話キャリアと比較するとwimaxは速度制限されても約6倍のスピードを出すスペックがあります。wimaxは速度制限されてもyoutubeやニコニコ動画などの動画サイトもなんとか見られる速度は残すと言う方針だそうです。
まとめ
長々と書いてきましたがまとめます。現状だと速度面、コストパフォーマンス面でwimaxがぬきんでています。ヘビーユーザーに嬉しい使い放題プランとライトユーザーでもコスパが良く使いやすい通常プランと2種類のプランを選択することができます。
またこのプランは自由に変更可能なので、時期によって使い分けると言う使い方も可能です。
ノートパソコンやゲーム機などでインターネットに接続するならwimaxのモバイルルーターがおすすめです。