W04とWX03はどちらが良いの?
私は万人向けはWX04、こだわり派のW04と判断しています。
持ち運び性能、バッテリー性能・ルータの軽さではWX03が有利。W04はau 4G LTEの電波も掴むことができるのでエリア重視ならW04。
簡単にまとめると以上のような差になっています。
具体的には街中で使う分にはWX03で良いですし、郊外などに出張などでよく行く人はW04が良いでしょう。
ただW04のau 4G LTEはオプションで1005円/月の料金がかかるのでそこはサイフとご相談。WiMAX2+の電波の繋がりが悪い時に、auの電波も選択肢があるというのは安心感が高いです。
スマホ・タブレット・ノートパソコンが使えない期間があるのはイヤという人向けです。出張多めのサラリーマンやノマドワーカーもW04が手堅いでしょう。
全体的にスペックが高いのでどちらを選んでも問題はないです。しいて言うならこのような差があるというところです。
W04とWX03以外の機種はどうなの?
はっきり言って選ぶ価値はありません。それくらいW04とWX03の2機種の性能が飛びぬけています。
W04・WX03以外の機種を選ぶ価値がない理由
・通信速度が最大値
・バッテリーの持ちが(10時間以上)
・最新の通信技術を搭載
ごくまれに古い機種を選んだ方がキャンペーン内容が良くなる場合がありますが、よほど大きな差(キャッシュバックで1万円以上など)がない限りはW04かWX03を選ぶことをおすすめします。
WiMAXルータは2年間とそれなりに長く使うものなので、妥協した機種選びは後々後悔する可能性が高いです。
スペック比較
端末名 | Speed Wi-Fi NEXT W04 |
Speed Wi-Fi NEXT WX03 |
---|---|---|
製造元 | HUAWEI | NEC |
寸法 | 約H130×W53×D14.2mm | W99×H62×D13.2mm |
重量 | 140グラム | 110グラム |
バッテリ | ハイパフォーマンス約390分 ノーマルモード約540分 バッテリーセーブ約630分 |
ハイパフォーマンス約440分 ノーマルモード約600分 エコモード約740分 |
Wi-Fi規格 | IEEE802 11ac/n/a(5GHz帯) 11n/g/b(2.4GHz帯) |
IEEE802 11ac/n/a(5GHz帯) 11n/g/b(2.4GHz帯) |
クレードル | ノーマル | 拡張アンテナ付き※ |
カラー | グリーン
ホワイト |
ホワイトゴールド
ディープブルー |
対応回線 | WiMAX2+
au 4G LTE |
WiMAX2+ |
通信規格 | 4×4MIMO、3CA | 4×4MIMO、CA |
※WX03はオプションのクレードルに拡張アンテナが付属しています。電波の掴みを重視するならクレードルを購入するのも良いでしょう。
CA(キャリアアグリゲーション)とは
通信規格の3CA、CAとはキャリアアグリゲーションという意味で、複数の回線(電波)を1つにまとめて合成受信する技術のことです。
WiMAX2+の電波は1本220Mbpsで、2本束ねると440Mbpsになります。
3CAはWiMAX2+の電波だけでなく、au 4G LTEの電波もまとめることができる技術です。
持ち運びやすさ
WX03が優秀です。
WX03のサイズは名刺より一回り大きいくらい、W04はiPhone6を少し細くしたようなサイズ感です。
重量は30gだけWX03の方が軽いです(WX03が110g、W04が140g)。
慣れてしまうとあまり差は感じなくなってきますが、これくらいの差があります。
スマホと違ってモバイルルータは手にもって操作する場面がかなり少ないので、そこまで気にするほどのものではないと思います。
バッテリー性能
持ち運びのことを考えるならこのバッテリー性能の方を重視したいです。
バッテリー性能が低いと、モバイルバッテリーも常備しないと不安ということになるからです。
バッテリー性能もWX03が優秀。ハイパフォーマンスモードで約50分W04より長持ちします。
WX03・W04を取り扱っているプロバイダー
プロバイダーによってはWX03・W04を取り扱っていないところもあります。
WiMAX主要プロバイダーのGMOとくとくBBや本家のUQモバイルでは取り扱いがあります。
キャンペーンのキャッシュバック額が大きいので、GMOとくとくBBで申込むのがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAX2+ 月額3,609円